成電工では若き施工管理者がたくさん在籍しています。同じ業界からの転身や未経験からの挑戦など経歴は様々ですが、いずれも若くして現場を任され、お客様や周りのスタッフからの信頼も厚く、これからもどんどん成長していく人材です。
あなたの数年後をイメージしてもらえると嬉しいです。
早く決断して正解だった
職人から管理者へのキャリアチェンジ
係長K・Yさん(31歳・2015年中途入社)
成電工に入社を決めた理由は?
前職は電気工事の職人です。約2年間で民間も公共もさまざま案件を経験し、充実していました。ただ、40代、50代とずっと職人を続けていく姿は体力的にも想像できず、早いうちに施工管理職へキャリアチェンジしたいと思うようになりました。
成電工を選んだのは、自宅から通勤しやすく、若手が多く、雰囲気の良さを感じたことが大きかったです。転職活動で、最初に内定というご縁をいただいたことも決め手となりました。
現在の仕事内容について
教えてください。
国立大学や公立小学校、都立公園など、公共施設の新築・改修に伴う電気設備工事の現場代理人を務めています。お客様(発注者)のご要望に合った電気設備を完成させるために、まず設計図から発注者の要望をくみ取り、仕様を確定させます。それから打ち合わせを行い、施工図の作成や必要な材料を発注します。
着工後は、協力会社さんを監督・指示しながら、工事のスムーズな進行を竣工まで管理していくイメージですね。また、案件と並行して、後輩の育成・指導なども担当しています。
仕事のやりがいはどこに感じますか?
工事が始まると、半年〜1年ほど、現場に常駐することになります。期間が長期にわたるため、1つ1つのプロジェクトが終わる度に、達成感を感じられます。
成電工では多くの公共工事を施工しておりますが、一口に公共工事と言っても、その種類はさまざまです。学校の改修工事では、館内を一度スケルトン状態にして、全ての電気設備を更新することもあります。伊豆大島に約1ヶ月間出張し、都立公園の高圧ケーブルの更新工事を監督したこともありました。自然を相手に木々が生い茂る山中で、電気の配管を施工したことは今も思い出に残っています。このように多様な案件を経験できる点も面白いところだと思います。
職場の雰囲気はどうですか?
20代〜40代が中心で、年齢層が近いため、コミュニケーションもとりやすいと思います。また、若いうちから現場代理人としての経験を積ませてくれる風土があります。
もちろん、最初のうちは先輩と一緒の現場でしっかりとサポートしてくれるので安心してくださいね。困り事や悩み事があっても、気軽に先輩や上長に相談できる環境です。
今後チャレンジしたいことは
何ですか?
これまで担当してきた公共工事の案件が、1億円規模ほどのため、今後はもっと大きな3億円規模くらいの案件も担当してみたいです。また、IoTやAIなどの最新技術を取り入れた電気設備の施工にも関わっていけたらいいですね。
大きな案件や新しい案件にチャレンジできる体制をつくるため、これまで以上の後輩の育成にも注力していきたいです。
未来の仲間に向けたメッセージを
お願いします。
1人前になると、現場の管理を1人で担い、お客様と向き合い、協力会社さんを指揮していくこととなります。だからこそ、責任感があること、コミュニケーションが得意である必要はありませんが、苦手ではないことが欠かせません。
その2つさえあれば、未経験の方でイチから学び、資格を取得し、着実に成長していけるはずです。共に働ける日を楽しみに待っています!
※社員のプライバシー保護の観点から、氏名はイニシャル表記、写真はイメージ画像を使用しております。
電気施工管理は「段取り八分」。
だから、効率よく働ける。
係長 K・Kさん(47歳・2010年中途入社)
成電工に入社を決めた理由は?
新卒から約15年勤めた前職では、主に新築マンションの電気施工管理を担当していました。社長交代を機に、会社の方針が変わり、施工部門が解散することになりました。休日が少なく、働き方を改善したいと思っていたことも転職を決意した理由です。
求人サイトに登録し、成電工からスカウトが来たのがきっかけです。20~30代の若手が多く、これから成長していく会社という印象を受けました。当時は30代半ば。「もう一度、この仲間たちと頑張っていこう」と思えたことが成電工を選んだ決め手となりました。
現在の仕事内容について
教えてください。
都営住宅の新築工事を担当しています。12階建・189世帯が入居する建物のため、規模感としてはかなり大きいですね。2023年11月から現場に入り、2025年7月までかかる長期プロジェクトです。着工前の計画や準備期間も含めると、まるまる2年関わることになります。
仕事において心掛けていることを
教えてください。
成電工には「段取り八分」という合言葉があります。現場に入る前に工程表や施工図を完璧に仕上げて、しっかり準備をしておこう、という意味です。そうすることで、いざ工事が始まっても、図面をもとに職長さん(職人のリーダー)が現場作業をスムーズに進めてくれるのです。
普段は、基本的に仮設事務所でデスクワークを行っています。現場に出るのは品質不良を発生させないための確認、施工写真を撮る時ですね。8割が事務所、2割は現場といった感じで、とても効率よく働くことができ、残業が発生することはほとんどありません。
どんなところに仕事のやりがいや
面白さを感じますか?
電気を受電・送電して、照明に明かりがパッと灯った時、喜びや嬉しい気持ちでいっぱいになります。1つの現場で半年から1年近く関わるため、それまでの苦労が報われた、と思える瞬間です。
私は成電工に入社してから1級電気工事施工管理技士をはじめ、その他工事関連のさまざまな資格を取得していますが、取得するたびに、現場代理人としてできることが広がっていくことにも面白さを感じています。
今後の目標・チャレンジしたいこと
について教えてください。
現場を1人で任せられる人間を増やしていくため、若手社員の育成に注力していきたいです。そのためには、電気工事施工管理技士や電気工事士といった資格の取得が欠かせないため、勉強面も含めて、支えていければと思っています。
個人としては最新の技術動向をキャッチアップしながら、良いものは会社にどんどん取り入れていきたいと考えています。
未来の仲間に向けたメッセージを
お願いします。
いろいろなことに興味を持ち、知識を増やしていくことが好きな方には、電気工事の仕事はとても面白いのではないでしょうか。ただ、覚えることは多いので覚悟しておいてください(笑)。
成電工には、20代〜40代までの社員が揃っています。皆話しやすく、質問や相談も気軽にできる環境だと思います。わからないことは臆せず、どんどん聞いてください。皆さんと一緒に、たくさんの工事を手掛け、地図に残る仕事を実現していけたら最高ですね。